1978年で47年前◆ 人体のデッサン技法

『人体のデッサン技法』は、人体を正確に描写するための基本から応用までを網羅した非常に詳細なガイドです。ジャック・ハム（Jack Hamm）著の『人体のデッサン技法』です。初版は昭和51年11月25日に発行され、これは昭和53年3月10日に発行された第3刷版です。1978年で47年前。 1. 人体のプロポーション 基本のプロポーション: 人体を描く際、基本のプロポーションを理解することが重要です。例えば、頭の高さを基準にして、体全体を8つのパートに分ける方法が紹介されています。 2. 頭部と顔の描き方 顔の基本的な形状: 顔の描写は、円形または卵形から始め、それを基に目、鼻、口の位置を決定します。特に、顔を4分割することで各パーツの位置を正確に把握することができます。 3. 手と足の描写 手の動きと形: 手は非常に複雑な形状を持つため、まずシンプルな図形として捉えることが重要です。 足の描き方: 足もまた基本的な形状から始めます。足の骨格と筋肉の位置関係を理解することで、立体的でリアルな足を描くことができます。 4. 衣服のしわとドレープ しわの種類: 衣服にできるしわは、人体の動きや布の素材によって異なります。Y字型やU字型など、しわのパターンを理解することで、リアルな衣服の描写が可能になります。 5. 描画のスピードと効率 ラフスケッチの重要性: 正確な描写に入る前に、全体のバランスを見るためにラフスケッチを描くことが推奨されています。これにより、バランスやプロポーションを早い段階で確認し、修正することができます。 6. 全体と部分のバランス 全体を先に描く: 部分から描き始めると、全体のバランスが崩れやすくなります。 これらのコツやポイントを押さえることで、人体デッサンの精度が向上し、よりリアルで表現力豊かな絵を描くことができるでしょう。 状態:写真のように、表紙やページに書いたメモや使用感が見られます。またページが取れている場所もあります。各ページは全てあります。 ●喫煙者、ペットともにいません。梱包については、防水も兼ねてプチプチを使用します。各本に経年劣化による汚れ、痛み、傷あります。※傷や汚れの具合いなどの判断には個人差がありますので写真でよく確認してください。